2011年02月25日

2004年度

☆2004年を振り返って☆


報告者 エセ釣り師


2004年を振り返ると、ホントに思う存分に釣りをして楽しかったです!!
今年から仕事を始めたので、竿やリール、ウキやハリスなど、どんどん道具を買いました(一回も使っていないウキがあるほど)。
釣行回数は、数えはしませんでしたが、もしかすると、年間100日いくんじゃないかなと思うほど、釣行していました。
結果はショボかったですが、色々な釣りを試してみて、これからの自分の釣りスタイルが確率できるほど重要な一年だったと私は思っています!!

私の中では、何と言っても三重城で掛けたカーエーが、今年一番の思いで深い釣行でした。
今までは2号ハリスでも、ほとんど切られた事がないのに、3号ハリスが切られて、こんなに引きが強い魚もいるんだって感じでした。
そのおかげで太仕掛けに目覚めることができました。
太仕掛けに目覚めた頃は悪戦苦闘して大スランプに陥ってしまっていましたが、それがいい勉強にもなりました。
極太仕掛けは、まだ食わせる技術がないので、まずはやや太仕掛けを食わす練習からってことで、3号ハリスで食わす練習をしました。
フカセ釣りでは、マキエと同調させるためにガンダマを打たずに、
水中ウキの000(レーダーソナーG2)で、さしえ先行で沈めていくと、ハリス3号でも食ってきました。
波止釣りでは、棒ウキ0.5号の重い仕掛けで、一気に沈めて微妙なアタリをとる方法で、ハリス3号でも食わせる事ができました。
それで今では、ハリス3号なら食わせきれる自信が付いてきたので、これからはハリス4号、5号と徐々にランクUPしていく予定です。
それで今は、3号以下のハリスは封印しています。
スランプがきたとしてもたぶん3号以下のハリスは使わない予定です。


太仕掛けに目覚めた私は、太仕掛けにマッチした三つの必殺技を考えました!!


必殺技①バシバシ大合わせ!!

う~ん、これは魚をムチ打ちで弱らそうってハラですね~(魚って首あったっけ?)?

いえいえ、違います。
これは魚の顔を上に向かして主導権を与えなくするためです。
太仕掛けなら、合わせ切れの心配も少ないので、バシバシ大合わせできます。
でも浅瀬でやる時は、ウキが飛んできたり、ゴンズイが飛んできたりと注意が必要です^^。


必殺技②エビ反り!!


う~ん、これはいつも魚の引きを味わっているから、今度は魚にこちらの引きを味わって貰おうとする意図が感じられますね~^^。
それと、ボラ君のスクワットにも対抗しているのではないですか?

いえいえ、これまた違います。
これはテトラ釣りや根の多い所で、エビ反りをして、竿を後ろへ倒し、一気に魚を浮かせるためにやります。
テトラに突っ込まれそうになった時にも役に立ちます。
けして、ボラ君のスクワットに対抗意識があるわけでは、ありませんので!!
テトラ限定の必殺技なので、希にしか発動しません。
もし、エビ反りでハリス切れをすると、バランスを崩してテトラから落ちるので、
諸刃の剣的なところもあるので、エビ反りをする際には十分に注意しましょう!!


必殺技③ゴリ巻き一気!!


う~ん、これはゴリ巻きして、ボラの様に、魚をジャンプさせるつもりですね~?

少し当たっています。
これは、魚とのやりとりの時間を極力減らすためにします。
なぜ時間を掛けないのかと言うと、私の中では、ハリスを切られるバラシ方で、
最も嫌いなのが根擦れによるハリス切れで、次に口ずれによるハリス切れ、その次に直線強度によるハリス切れなので、
時間を掛けないやりとりほど、直線強度によるバラしになると思っています。
でも、大きい魚が掛かると、もちろん、少し様子をみながらのゴリ巻きです(無茶苦茶な事はしません)。
これは、テトラや底の方で魚を掛けた場合にはゴリ巻き時間が長くなります。
その結果、魚がジャンプするってこともよくあります。
私の中ではデブカーエーのジャンプが見てみたいです(笑)

まぁ要するに、通常なら必殺技①の後にキャンセルして必殺技③の連続技です。
テトラ限定の時には必殺技①キャンセル②キャンセル③の連続技になるわけです。
連続技を出す為には、日頃の練習と魚が掛かった時のイメージが大切だと思います。
今のところは、このぐらいしか思いつきませんが、もっと他にも考えていくつもりです。

2000字の反省文をまじめに書いても、書く事がなくなってきたので、
文字数を増やすために、頑張って一人ボケ、一人突っ込みをしてみました。
でも、一人突っ込みは、するもんじゃないですね!!皆さん、のされまくりで・・・(意味不明?)。

と、まぁ、くだらないことはどうでもいいとして、
2005年の目標は、安全に気を付けて、猛魚(50cm&2キロオーバー)を釣り上げたいです
(できれば、チヌかカーエーかイラブチャーで)!!
そのためには、三号竿&太仕掛け復活します!!
あっ、それと、トーナメント初制覇したいと思います!!
一日だけのトーナメントは自信が全くないですが、ダービーで初優勝する予定です!!






☆さよなら、2004年☆


報告者 やっぱボラでしょ!?


2004年を振り返ると、大変忙しく、何でも我武者羅にやっていた年ではないかな??と思います。釣りでも仕事でもね。
仕事では、土日も関わらず、自ら出勤でしたね~うんうん。あの頃は、毎日がとても充実していました!
まぁ、そのかわり、釣りはなかなか出来ませんでしたが・・・。笑。
でも、少しの時間で職場の近くの釣り場に行き短時間釣行で、獲物を獲得していたから、ある程度は、楽しんでいたのではないかな。

下半期になると、仕事が変わり、その環境の変化からかなりのストレスを溜め込んでいたような気がします。
全然釣りもいけないし・・・。まさかここまでかよ??と自分を疑いたくなる位でしたよ。
まぁ、誰でも雨の日も風の日も雷の日でも○洗い、W○Xがけと立て続けにさせられた日なんか・・・。生き地獄でしたよ。笑。
それでいて、収入も大幅ダウンしたし・・・。もう言うこと無しです!はは・・・。

釣りに関しては、先程も述べたとおり、全然、釣行出来ないという状況を体感しました。
それを体感した上で、学んだことは、

「釣りの重点ポイントは、釣果だけど、その大前提に“行ける!”という事が、どんなに有難い事なのか!?」を学びました。
これは、大きな収穫でした。
だって、他が沢山釣っていても、自分はイライラすることなく、
「ばかやろう!今、ここでこうやって釣りを出来ること自体、幸せなんだぞ!他に何を望むというのだ!いや、何も望むまい!」
という考えでもって、自分を合理化できます!笑。

正直、2004年は、カーエーの引きがあんなに強烈なんだという事が実証され、
“カ-エー君”にのめり込んでいった年でした。

フカセも面白いけど、身近であんなに引きも食味も良い魚は初めてみたので、カーエー釣りにはまりましたよ。
あとは、夏季・冬季共に優勝できたことですね~
夏期では、アーガイにセンスルーの良型を獲得できたし、
冬期では、カーエーの良型を獲得できて、自分なりには満足です!

長年の因縁対決である、【細仕掛けVS太仕掛け】に大きな軍配を上げることが出来たと思います!
まだ、実証は出来かねますので、強く出ることは出来ませんがね~笑。
でも、一つだけ言える事は、“細仕掛け”でも、十分にハリスの強度を生かせば、
ある程度(40UP)までは、獲れるのではないでしょうか??
これだけは、物理的な事ですからね、何にでも限界値はあるということで。
細ハリスは、食わせやすく、潮に乗りやすいですが、取り込むまでが大変ですね・・・。
特に“根ズレ”からくるバラシですね・・・。
これには、素早い竿裁きが必要になってきます。
テトラや根が点在する場合にはね。

2004年度の感想ですが、この課題
(ハリスの強度を十分に生かす・多岐のフィールドに合わせた適確な竿裁き)は、
猛魚結成当初から、何年先でも抱いているものだと思います。
(でも、最近、太仕掛けでかけれる人が結果を残してきているので、これから先、正直、不安ですけどね・・・。笑。)
あとは、刺しエサとコマセとの同調ですね!
これは、ある意味、竿裁きより、かなり高度な技術が要求されると思うので、釣りを続けていく上での大きな課題だと思います!

釣り以外の課題は、まずは、痩せないとね・・・。
中学や高校の友達に多々会います。
その時に、「お前誰だば~??」とか「どうしたの??なんで??」という疑問を投げかけられます・・・。
これは、釣れない以上に凹みますね・・・。
“酒”で体質改善されたといっても過言ではないでしょうね。ははは・・・。
“酒”を止めるということは、コマセを打たないで釣りをしなさい!と言っている様なものなので、
流石に止めることは出来ませんが、“減らす”という点で頑張って行きたいと思います。
(出来るだけ、ビアーは押さえたいっすね・・・。でも、流れで大丈夫さ~っていっちゃいますね・・・。身体にレバーブレーキ付いていたら、良いのにな・・・。)
課題課題ばかりで、生涯学習ですね~笑。

あとは、チーム全体としては、個人的には、まず、猛魚専用ボートが欲しいな~
それで、港○の離れのリーフや防波堤に行き新たなるポイントを開発していきたいものです。
ウェーダーだけだと、ウ○ボに咬まれた時に心細いですから・・・。
それと、チームオリジナルのTシャツとかステッカーとか刺繍とかさ~
最近、他のチームの人の車やフローティングベストを見ると羨ましくなってくるさぁ~笑。
あとは、チームのメンバーを増やしたいですね!(特に“女性”釣り師をね!)
そして、他のチームの方との交流などをやってみたいですね~
HPの方も今よりもっと素晴らしく楽しい見応え(画像などのギャラリーを作りたいっす!)のあるものにしていきたいですね!

そのためには、チーム全員の協力を宜しくお願いしますネ!
2004年度、お疲れ様でした!

2005年度も、怪我もニートもアル中も無しで、全員元気に釣りに勉学に励んでいきましょう!!

あ、やば、早くバッカン洗わなくちゃ!!うjm・・・・。

                                                             やっぱボラでしょ!?でした!




☆2004年度最終報告☆


報告者 破壊釣り師



今年も一年が終わり、長いようで短いような時間は思い出として流れていきました。
(以下、1年間を振り返ってみたいと思う。)

 晴れて最終学年に上がることができ、大学生活も残り一年となった今、いよいよ就職という人生の岐路に立たされました。
4月になり、大学4年間の集大成とも言うべき就職内定を早期にもらえるように何度も会社説明会を受けに足を運びました。
慣れないスーツを着て初めて挑む就職戦線!!そこには希望とヤル気に満ち溢れた周囲よりやや年上の青年がいた。
しかし、現実は理想と程遠く違っていた。会社関係者の意味不明な説明が続く日々、日々、日々・・。
【なぜ、あなた達は就職活動をするのか??】との問いに対し、「皆がしているから・・・」と普通に考えていた私。

友達の付き合いで行ったセミナーでのこと。
たかが説明会のためにスーツなんて・・と憤る私に対して、友達Ⅹは洗脳されたように
【私はこの会社に入って大きく羽ばたきたい・・(省略)】と壊れた蓄音機のように隣で連呼していた。
何かが違うと思い、このセミナーがきっかけで私はセミナーに行くよりも試験重視で試験勉強しよう!と思った。
セミナーに行かないでも試験結果が良ければ受かると信じて、ひたすら勉強する毎日。

来年の今頃は勝ち組だ!

と信じてやまないことで焦りと不安を打ち消す。
4月、沖縄○○、5月、某マスコミ関係各社、都市○○○で試験を受けたが結果、不合格・・。
【こんな会社こっちから願い下げじゃ(怒)どうせ自分の専門で無いし別にイイよ!この不況とともに潰れちまえ!】と皮肉を言うが内心かなり凹んだ。
セミナーを受けてないから落ちたなんて思いたくもなかったが、思わないとやるせない気持ちになった。

これからは公務員の時代だ、

と自分に言い聞かせることで再起を誓う!
そして6月になり公務員試験突入・・大本命の○○農業職一本に的を絞ったために、他の公務員試験を捨て、必死に勉強した。
無謀とも言える作戦だったが、私には○○農業職に受かればイイという考えしかなかった。
それにもまして、私には秘策があった!昨年に合格した同研究室の先輩にアドバイスを受けたら、一般教養さえ上手くやれば可能性大とのこと。
その先輩の年(昨年)の○○職の競争率は約9倍だった。
それなら、今年もその程度だろうと見込んですでに不敵な笑みがこぼれていた。

とうとう試験の日・・・。
内容は微妙な感じだったが、何かしら期待もあった。
そして、後日。期待とは裏腹に残念ながら不合格ではあったが、誰が合格しているのか気になり競争率を見たら驚くべきものだった。
99という数字が書かれていた・・んな!ばかな?? 99人が受験して採用は1人というものだった・・。
確率99分の1。呆れて言葉を失い、これまでの勉強は何だったのか!
と思うと腹が立ち県庁はおろか、これまで受験した会社等を爆破したいとさえ思うような気持ちだった。

こんなのありかよ!ふざけるな!!!

 これ以後、就職に希望を失い、就職したいという熱い炎は消えた。

7月に入ってから、私の心はうわの空で、ITネットでエロチャットやハンゲームをして毎日を過ごしていた。
卒業できればいいや!としか思わなくなっていた。にもかかわらず、学校へ行くのが面倒になってきて休みがちになっていた。
そんな私をよそに研究室の同期生は続々と内定をもらっていたのだが、全然焦りはなかった。
ある意味、軽度のうつ病にかかっていたのかもしれない。悔しいと思う気持ちさえ失っていた。
そんな私を気づかったのかどうかわからないが、先生の
【暇してるなら大東島に下見に行けば??】
との一言で私は卒論のテーマを大東島に決め、7月下旬に南大東島へ行った。

気が滅入っていたこともあってか、勉強ばかりで釣りを忘れていたため、久しぶりに釣り糸を垂れれば、何か変わるかもしれない。
都会の喧騒から離れて南の島でノンビリしてみよう!と思っていたが、またも現実は違った。
炎天下の中で丸一日、各農家さんの広大な圃場へ入りサトウキビの生育状況を知るために1本1本大きさをはかる毎日・・。
暑い。暑い。熱い。熱い。バッタがでかい!(約7cm)それしか言葉が出ない。

地獄だった。


 そんな日が続いて4日後、久々に午後はオフをもらった。
やっと釣りができると思ったが、足がないことを知った。
漁港まで距離があるため、悩んだあげく宿泊施設から勝手にチャリを持ち出し、漁港まで向かった。
釣りがしたいために無茶な行為をしてしまった。
到着して思ったのが海は青かった、空よりも濃い青だった。

心が踊り急いで仕掛けを作り終えて、マキエを打つと巨大なヒレーカー数匹やムロアジの大群などが押し寄せてきた。
しかし、見える魚は釣れないと考えていたが、関係なしにボンボン釣れた。
おもしろいように針掛りし、幾度となく針やハリスをもっていかれたが、本当に楽しくて、この瞬間大東島の魅力に取り付かれた・・

大東島最高!!

その後も2回釣行した結果、オキナメジナ(ウシグレ)やイラブチャー、ツムブリ、その他たくさんの魚を釣った。
本当に入れ食い状態なので初心者でも釣れたかもしれない・・。
ふと変な考えが浮かんだ!これが、女なら・・入れ食い状態!?・・現実世界なら良いかもなぁ。
下心ミエミエだが、そう思うのは無理もない。

研修とは言えタコ部屋に男6人で10日も生活なのだから。

 本島に帰島後、真っ黒に日焼けしていたが、心は澄んだ白だった。
行く前は就職活動の失敗で気分的に落ち込んでおり、情緒不安定だったが、そんなものはすでに消えていた。
むしろ吹き飛んでいてどうでも良くなっていた。今となっては大東島が私を救ってくれたのだと思う。

感謝している。

 気づいたら8月になっていた。
気分的には回復していたものの、あいかわらず就職活動そっちのけで、卒論を書いたり、短期のバイトばかりしていた。
そんななか、猛魚の飲み会で、コンパの話がでた。

【エセ君に彼女を!】

との企画からできたものだった。
そして、参加者を募ったところ行ける人がいなかったので、何となく私自身も参加することにした。
そして、コンパ当日になってエセ君の緊張がピークに達しているのをよそに私は特に緊張はしなかったのを覚えている。
そこにYさんとTさんがやってきた。
普通に話しをしたりしておもしろい人らとの印象があったが、特にどうこうしようとも思ってなかった。
しかし、連絡先を聞いていたこともあって普通に友達になれればと思っていたのは覚えている。
そんななか、出会った当初に、ほとんど話しができなくて話してみたいと思った人がいた。
メールではあったが連絡をとりあっているうちに、ぎこちなさも消え、遊びに行くほど仲良くなれてきた。
それが、Yさんである。ユーガットメール!?とは良く言ったものだ。
本当に「あなたのメール頂戴」って感じだった

(以後に続く)。

その間、夏季トーナメントで泡瀬一文字に行ったが、思ったよりも良い釣果を得られず、
不満足な釣果であった。
大きな魚が釣れなかった原因を場所のせいにしていたのは私自身の腕のなさを認めたくなかったのもあったのだろうと思う。
釣掘りと言われようが、何だろうが、釣れればイイ!大東島が恋しくなっていた。

9月に入ってから少しずつではあるが、私自身大きな変化が見られた。
学校にも毎日顔を出しては朝から夕方まで作業データを編集しては卒論を書き足しと、忙しいが充実した毎日が送れた。
それにも増して私生活でも充実していたからだと思う。
その後Yさんとも連絡をとり続けて、何度か遊びに行くことで気軽に話できるほど仲良くなれたし、逢うのが楽しみになっていた。
この頃から気持ちに変化が起こったのだと思う。
今思えば、Yさんから遊びに行こうとの誘いはなかったかもしれない。

いや、なかった。

けれども、当初は連絡しても時間差で返信が帰ってくるほどだった。
Yさんは携帯持っていても不携帯と周りの女友達からも言われていたらしい。
それに比べたら、返信があるだけでもマシだと感じていた。
しかし、何度か逢ううちに返信もすぐ来るし、たまにYさんの方からも連絡が来るようになってきて安心感もあり、不思議と癒されていた。
そうこうしているうちに、10月になり、暑さも和らいで絶好の釣り期間に突入した。

メンバーは良く釣りに行っていたもようだが、私自身も違った意味で釣りをしていた。

むしろ、転機が訪れた。

Yさんとの関係を釣りに例えるのも失礼だと思うが、振り返れば何だか釣りのような感じがする。
パヤオで2,3時間かけて釣る超大型の高級マグロよりも、私が3ヵ月かかって釣ったのは高級マグロではなく・・・
人魚だったのだから喜び以外にも言葉では表せない達成感があった。

釣れたのは超大物だった。

そして、幸せ気分な私に追い打ちをかけるようにイイ事が続いた。
諦めムードで受けた○Aの1次試験にパスしていたのだった。
2度も幸せがあるなんて・・もしかして釣れたのが、人魚ではなく、女神だったからなのか??とさえ、思うほど浮かれていた。


11月になると、北大東島行きを命じられたが、今度は嬉しくなく複雑だった。

大東島周辺ではA○の携帯は通じずDo○Moのみが通じるからだ。





女神と1週間以上連絡がとれないなんて・・・





と思うと辛かったので即Do○Moに変えた。


これが、俗に言う【不携帯事件】なわけだが、この事件をきっかけに私はかなりヒンシュクを受け裏切り者扱いになった。
しかしこの場できちんといいわけさせてほしい!良く考えてみてほしい。
誰とも連絡とれず、しかも恋人とも音信不通になると考えたら嫌でないかい?
しかも、辛い作業が続く毎日と考えたら少しでも癒されたいと思うのが人間だろ・・。

ここで言う「誰とも」とは猛魚メンバーなわけだが、確かに携帯変えたことを連絡しなかったのは私が悪い・・ごめん。
かなり反省しています。
でも、分かってくれとは言わないが~♪♪やっぱり【恋は盲目】なんだよ・・・。

メンバーよりYさんを選んだ俺を許してほしい。

しかし、この携帯を変えたおかげで毎日Yさんに癒された結果、疲れも吹き飛びイイ作業ができたのは事実だった。
そして、釣りに関しても30cmオーバーのイラブチャーやトカジャー、その他の魚が釣れすごく楽しい大東ライフが送れた。
魚は夏に比べたら小さくて残念な気もするが、暑さもなくて涼しいし、クーラーが要らないほど快適だった。
星も綺麗だし、夕日も地平線に沈むまではっきりと見えるし本当にイイ島だ。
社会人になれば、大東島にこんなに長期間いられない、もしくはもう来れるかわからないと思うと目が潤んだ。
目に焼き付けようと必死だった。

大東島から帰島後、すぐに伊是名行きを命じられた。
伊是名でもサトウキビに関する事柄を聞き取り調査に行ったのだが、
夜は地元青年会の人らと飲んだり、また地元の寂れたスナック店内で聞き取り調査したりと本当に楽しかった。
またスナックではママさんが自分の離れ離れになった息子に顔が似ているとの事で抱きつかれた・・・
強烈に変な匂いがしたので絶句した。
でも、何だかんだでおもしろかったが、仕事したらもう来れないんだろうと思うと悲しかった。

そうだ!○Aに受かるかもしれない!

仕事で忙しくなれば、伊是名も大東島と同じく二度と来れないかもしれない。
いや!?まてよ!○Aに受かれば農業関係で離島を訪れる日もあるかもしれない!

それなら、絶対に受かろう!

と気持ちを高めつつ伊是名を後にしました。

伊是名から帰島後、すでに冬のダービ戦が始まっていた。
期間が長い事もあり、かなりのんびりして余裕を持っていた。
むしろ、データまとめや卒論の中間発表があったりと、忙しくて釣りに行ける日がかなり減った。
それ以前に釣りよりもYさんとのデートを選んでいたからかもしれない。


それでも楽しかったから良かった。


釣りで得られる喜びよりもYさんと一緒にいる喜びの方が勝っていたから、釣りに行けなくても納得はしていた。



12月に入り、今年も残り少なくなってきた。
第1週目の日曜日に○Aの二次試験と那覇マラソンが重なってしまった。
しかし、私としては那覇マラソンを完走する自信がなかったので○Aの試験があるから諦めるための良い口実ができた!と喜んでいたのを覚えている。
那覇マラソンでゴールするよりも、内定というゴールを目指そうと気合を入れ面接試験に臨んだ。
緊張はしたものの、○Aに入りたいと思ったので必死に対応した。
しかし、空回りして○Aの悪いとこをたくさん言いすぎてしまい、ボロを出してしまったと思ったがすでに遅かった。

面接官の顔が困惑していた様だった。
帰りに交通費として、2千円もらった。しかし、私には手切れ金のように思えた。
ダメだろうなぁ・・・でも農学部だし案外合格しているのかも!?と期待と不安が入り混じっていた。

試験が終わっても卒論が追い込みの時期なので、あまり躊躇できずより忙しい日々が続いた。
釣りダービーは後半に入っているのにあまり釣りにも行けず、焦りもでてきた。
しかし、釣りができなくても内定がもらえれば来年からはのんびり釣りもできるし安定もすると考えながら、
どこかで不安と期待を相殺して気分を高めていた。
そして、運命の朝、通知が来た。

封は薄くてペラペラだった。

【検討した結果、今回は不合格とさせていただきます!】

と書いてあった。一次試験に通っていたこともあってか、ショックも大きかった。
後少しのところだったのに・・・と思い、自分の不甲斐なさを恨んだ。
そして、もっとショックなことに今年度採用に農学識者が一人も合格していないことを知り怒りに震えた。
何のための○Aであり・・誰のための○協なのか・・。アホらしくて言葉すら浮かばなかった。

そして12月下旬、学校も冬休みに入り卒論もひとまず落ち着いたので、釣りに専念しようと思った。
釣りダービー最後の賭けに今年も残り2日目に安田へ行ったものの良い釣果を得られず、ダービーは3位という結果になってしまった。
しかし、釣りにあまり行けなくてこの成績が取れたのは、運も味方したのもあるのだろうが、やっぱり安田だからこそと思いたい。


今年一年は良くも悪くも私自身、大きく変化に富んだ一年だった。
釣りでも普段釣れないような大きな魚を釣ったし、また魚以外も釣ったし釣りに関しては申し分ない結果と言える。
しかし、釣り以外ではと言うと・・後悔や自責の念でいっぱいである。
あの時こうすれば良かった!と思うことが多々あった。
しかし、今更それを悔いても時は戻ってはこないのである。
だからこそ今という現実を受け止め、今やるべき事を精一杯やりとげ、
先延ばしにしないようにしなければならないと思うのだ。
今年はそれを強く実感した一年だった。
記録も大事ではあるが、一生記憶に残る一年だったと率直に今では言える。
それぐらい充実していた。

来年は苦労の方が多いと思うが、今年と同様に良い一年だったと言えるように精一杯走って行きたいと思う。



あとがき

釣りに関することよりも自身の回想と反省という点が多いことに申し訳ありません。
釣りに関して言えば大東島のことが最も印象深いのでそこを重点的にしか触れないようにしてみました。
去年一年間は私にとって大学生活最後の年でもあり、最も様変わりしたのであえて個人的な主観及び、回想録と題して文章を作りました。
この一年間にあった事柄を凝縮してみたので理解得にくい文面もあると思いますが、ご了承下さい。







☆こんにちは!☆



報告者 ショボ師




こんにちは!みなさん、元気してますか~!?

今年の釣果もしょぼかった・しょぼ師です。実に残念です。
さっそくですが、みなさんは、今年一年どうでしたか?満足いく釣果残せましたか?
僕は釣果だめだめでしたが、釣りの視野が広がった気がしますよっ!
やっぱ、年二回あったトーナメントが釣りの技術向上に大きく貢献してますね!!各トーナメントでの課題は、次のとおりです!

夏季トーナメントでは、魚とのやりとりで主導権を握るためにも、
また竿の性能を充分に活かすためにも、竿さばきの上達を課題・目標として認識できました!!

冬季ダービーでは、新しいリール買うべきだと安いリールの限界を知り(笑)、
道具を一流じゃないとしてもそこそこちゃんとしたものを揃えよう、また太仕掛けに対して抵抗感が薄れて、
逆にいつかは腕上げてからやってみたいと思いました!!
また、その他の普段の釣りでも技術向上にむけての探求心を持てた!!!と思います・・・(笑)

技術向上と言えば、釣り具屋行くとまだ使ったことがない、まぁ使い方も効果もわからないんだが、
そんな小道具がたくさんあって、来年はちょくちょく買って試したいなぁ!!と思っちょるよ。
来年は、細仕掛け・太仕掛け・カゴ釣り・打ち込みと色々チャレンジしてみましょう!! 
と、まぁ釣りに関してはこれぐらいにして、その他の活動について書きたいと思います!!

まずは、釣りと同じぐらい重要!?
回数も釣行より多々こなしてる飲み会についてですね!
いやぁ~、やっぱ猛魚メンバーとは、いつ飲んでも楽しいし、
釣りに関してだけじゃなく仕事や人間関係などのいろいろな意見聞けて勉強なりますよ!!

ありがとう!

また、記憶なくなるほど飲み過ぎてしまう僕はメンバーに世話かけさせちゃうことも多々ありました!!
反省です・・・ごめんなさい来年こそは最後まで楽しい記憶が残っているよう、大人の飲み方に徹したいなぁ(汗)
他に反省すべきと感じたのは、飲み会をやろうって提起する人がほとんど決まってて、
特定の人にだけ飲み会幹事を負担させてしまっていたのではないか!?というとこですね!
自分も誰かが会を開くだろうと甘えてました!

まぁ、みんな忙しいから都合合わせるとなると難しいだろうけど、
四人ぐらいでも集まれるメンバーで集まって熱く語りたいってのが本音なので、
来年はぜひみんな誘って飲み会ひらく役もやってみたいと思います!!
みなさん覚悟しておいて下さいね(笑)
毎回、格安飲み放題食べ放題の 「和気○い○い」になるかもしれないけど・・・エセさんは賛成だよね?・・・
最後に話はずれましたが、次に移ります!

お題は、猛魚の釣り以外での大きなイベント!!
そうです!キャンプです!!

みなさん、今年のキャンプ楽しめましたか?心身ともにリフレッシュしましたか!?
自然と戯れ、潮風感じながら肉を食う!満天の星の下、夜遅くまで焚火囲んで酒を飲み交わす!ほんと、楽しいかぎりですよね!
ま、その裏には準備・片付けをやってくれた幹事の努力があるのです!幹事さん、楽しいキャンプありがとうございましたm(__)m
しか~し、僕はこの楽しいキャンプにも残念でたまらない点が。
それは、未だに、猛魚キャンプで、その場で釣れた新鮮な魚を網焼きして、ビール片手につまむ夢が達成できてないことです・・・
これは、ほんと残念です。

釣れたての魚を食べる!!しかも、海で!!しかも、炭火網焼き!!
かなり美味しい&盛り上がること間違いありません!絶対、プライスレスを感じることでしょう(笑)
次回こそ必ず、キャンプフィッシング、リベンジしちゃる!!みなさん、がんばりましょう!猛魚の実力を見せつける場の一つです!

最後に、今年の猛魚の中の僕を振り返ると、いやぁ~、メンバーの愛を感じました(笑)
冗談じゃなくてさ、ほんと、そう感じたし、常にみんなに感謝してるよ。まじ、ありがとう!

一人で悩んでるときは辛かった。寂しかったな。

だけど、進学・受験・就職などなど色々心配してもらい、親身になって相談のってもらい、
洗いざらい自分をさらけ出せました!自分の殻を破ることができました!
ほんと、泣きそうなっちまったぞ、こんちくしょう(涙)ど~するよ?センチメンタルしょぼ師に改名か!?

これは、この後生きていく人生の中で、僕の心の宝物となるでしょう。
思い返すたび、心が満たされます。何か大きな試練を乗り越えるにも、心強くいられることでしょう。
仲間の大切さ、友情の大切さを肌で感じました。
ありがとう!!

今年は確かに釣果だめだめでしたが、これから猛魚メンバーとして、飾らない素の自分で1から踏み出せたということだけで、満足です!!
まだまだ皆に心配かける側の僕ですが、いつかは、メンバーのために何かできれば、
思いやり持って本音でぶつかり合えれば、いや、そうできるよう成長していきたいな!
僕にとって2004年は忘れられない思い出詰まったいい年となりました!
みなさんのおかげです!ありがとうございました!!
来年もまたよろしくお願いしますm(__)m





☆2004年を振り返って☆



報告者 上げ師






2004年は私にとっていろいろな意味で節目の年でした。
特に就職。こんなご時勢に見事に就職できました!バンザーイ!と思ったが、社会は厳しかった。
学生時代の腐った生活からの急激な環境の変化に心身ともについていけず、かなり疲れた。
責任を負わされ、自分のミスひとつで同僚たちに迷惑をかける。
そのため、慎重に、丁寧に仕事を進めていくものの、新人がゆえにうまくいかない。
そのため自分の時間を削り、睡眠時間も削った。正直しんどかった・・・。


しかし、このような発言をすれば周りから非難の嵐をくらった。
酒の場で愚痴ひとつこぼせば、就職しておいて贅沢なこと言うなだの、他の職業はもっと厳しいだの、説教をくらう。
ただ、ストレスを発散したかっただけなのに酒の場でも説教をくらうとは・・・。
いや待て、酒の場で職場の愚痴を聞かされていては楽しく飲むことはできないのでは、これは私にも非があるのではと考え直してみる。
しかし、朝早くから出勤し、夜遅く帰宅する私に職場以外の会話のネタはない。
しかも、職場内で盛り上がるネタなんてあるわけもない。
っということは飲み会に参加しても会話のネタすらなく、酔った勢いで会話をしても、
説教をくらいストレスを蓄積して週末を過ごすことになるのかと思うと正直飲み会にも参会したくなくなる。

おまけに飲み会の誘いも仕事終わってからがほとんど。
疲れているからと断ればまたまた非難の嵐。

みんな忙しい中、集まっているんだよ!

と言われましてもあなた達が釣りしている間、私は仕事をしているんですよ、
他の付き合いも断っているんですよ、一日中釣りしてみたいですよと言いたい。
でも、その言葉を言ってしまってはその場の雰囲気は悪くなるし、言ったところで私の状況など理解できるはずもないからである。
このような状況は今だけではない。職を続ける以上これからも続くであろう。
ならばチームを抜けようかと真剣に考えた。
飲み会のたびに説教をくらい、言いたいことも言えず、ストレスを感じながらやっていっても自分のためにはならないから。

しかし、釣りは捨てたくない。

本来、釣りをメインに結成されたチームであり、釣り好きな方なら誰でも大歓迎なチームである。
来る者拒まず、去る者追わないを合言葉に釣り仲間を増やし、気楽に釣りを楽しむチームだ。
チームとしての活動する意味とはみんなで釣りをすることにより、
釣った魚をみんなで喜び、切磋琢磨してチームを大きくする楽しさがあることだと思う。
やはりひとりでは味わえない楽しさがチームにはあるから抜けたくないと思った。
しかし、釣りもしていない状況でこのような発言をしても説得力はないし、

気持ちの問題だろ!

と言われましても体はひとつしかないため疲れているときぐらいは休みたいし・・。

どうようにしてこのチームでやっていこうか?どうのようにして・・・。
あ~もういいや!考えるのや~めた!釣りしたいときに釣りして、飲みたいときに飲めばいいさ!
文句言われたら真に受けず聞き流せばいいさ!深く考えれば考えるほどそう思えてきた。
チームのメンバーにはかなり迷惑をかけると思うが私は私のやりたいようにチーム内でやっていきたいと思う。
結論から言うと、みんなで釣りすることは好きではある。

が、疲れているときはやりません。飲みにも行きません。
飲み会でもつまらないと思ったら帰りますし、説教にも耳を貸さないと思います。

かなりわがままな発言だと自覚していますが、釣りも飲み会も楽しくなくてはチームにいる意味がないと思う。
特に自分自身については。かなりうざい、もしくはキモイとみんなが判断し、
私をチーム更迭すことが決まりましたら、私は素直にチームを抜けます。
来る者は拒まず、去る者は追わずの精神で。





☆まとめ☆




報告者 麦わらの釣り人


2004を振り返ると、釣りに行く回数と仕事の釣り合いが取れててゆとりがあったはずなのに、
休みも仕事に追われてて結局釣りできず。もっと仕事効率上げないとなと思う一年でした。






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